過去から現代へと続く和の美しさ、それは“心に標す貴女だけの理想郷”、本場大島紬の名匠“入来玄彩”のひと品、カネトク織物謹製の着尺/反物…大変希少な割り込み式/地空きのお品でございます。
入来玄彩は、本場大島紬の従来ある技法に加え絣糸の本数を多くするという複雑且つ高度な技術を駆使して数多くの名品を世に送り出している泥染めの名匠。今では本場大島紬の高級ブランドとして、確固たる地位を築き上げています。
不動の人気を誇る大島紬は、通常の紬と比べて上品で艶やかな光沢が特徴、また軽い質感と滑らかな地風が独特のシャリ感とともにさらりとした着心地を実感させてくれます。
独特のシャリ感が活きるシックな黒茶色の彩色、横段状の構図で美しい艶を湛える創作柄の組み模様、糸一筋一筋丁寧に織り上げられた上質さに薫り立つ高級感はやはり本場大島紬ならでは、清々しい紬のシルエットがエレガントな魅力と深みを備えた大人の着姿を叶えてくれます。
貴女好みにお仕立ていただける新品/着尺の反物でございます。
着尺は、着物を仕立てるための一枚分の布地のこと。通常は、幅37cm、長さ約13mを一反として織り上げ、大人用の長着一枚分に相当します。反物には、小紋や友禅のような染物と、紬や御召のような織物とがあり、それぞれ染着尺・織着尺と呼ばれています。
割り込み式は、タテ絣糸2本×ヨコ絣糸2本、タテ地糸2本×ヨコ地糸2本、タテ絣糸1本×ヨコ絣糸1本、タテ地糸1本×ヨコ地糸1本、を繰り返しながら織り上げる方法で、一元式やカタス式より更に手の込んだ技法です。熟練の織り手でも織れる人が限られており、大変希少なものとなっています。見た目は、Tの字と十字が重なったような複雑で立体感のある絣となります。
地空きは、無地部分が多いことから粗が目立ち易く上差しや全体に柄があるものより織るのが難しいと言われています。
“心を賭して更なる高みへ”、全体的に着物の奥行を感じさせてくれるエレガントなひと品、季節の装いに…軽くしなやかな裾さばきの良さにもきっとご満足いただけることでしょう。
採寸表
巾 : 39cm
長さ : 12m76cm
素材 : 正絹
反物はこちら❁ #tomihisa反物
紬はこちら❁ #tomihisa紬
tomihisaのお着物はこ…
カテゴリー:
ファッション##レディース##着物・浴衣