アメリカ合衆国のショップで購入した、オールドノリタケ 1910年ごろ(M-Nippon印)の片持ち手付ボウル、米国「に輸出されたものの里帰り品です。
ボウルは、やわらかな曲線を描いた葉っぱのような形で、片側に金を塗った持ち手がついています。
ボウル外側部分には、漆黒の地にふんだんな金彩模様とピンクの花文、四方向には白の小窓(金線で縁取りされています)があり、可憐な花束が手描きされています。中央部分には、金で描かれた双葉模様の楕円の窓枠の中に、白のラスター地に、カラフルな薔薇の花束模様が手描きされています。
黒に描かれた金彩模様、白地の窓に美しく映える色とりどりの花模様、これらが統合された、豪華で美しいお品です。特に薔薇の花束は、すべての構図が少しずつっ異なっており(画像6枚目)、一つ一つの画を、職人が丁寧に手描きしていたことが伺えます。
目立った傷や欠けは見当たりません。大変古いものですので、経年による、色あせ、持ち手部分に擦れが多少ありますが、ボウル部分は金彩も絵柄といい色鮮やかで、100年以上のものとしては、状態はたいへん良いと思われます。
アンティークにご理解のある方、お願いします。
マーク:M-Nippon印 1910年頃 米国輸出向け
サイズ: 長辺17cm 短辺 14.5 高さ5cm
重さ:246g
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