金とプラチナの帯
西陣「服部織物」手織りプラチナ本金箔袋帯に使用されている「箔」は金属を叩いて薄く伸ばしたもので、
日本では金澤でほんの数件の工場が制作しています。
服部織物さんが、昭和40年代の初めに編み出した織り方が、和紙の上に、青銅や銀の箔に柄付けした絵模様を漆を用いて接着。
金尺一寸に対して110の細さで裁断し、それを、帯地に道具を使い、箔を引いてくるように忠実に再現して織り上げる技法。
その後、その技法は進化し箔を二重、三重に重ねて、箔自体を用いて柄を織り上げるようになりました。
また、材料に高価な本金箔やプラチナ箔を用い、西陣織の中でも確立された織の芸術作品になります。
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